新着情報画像

【業務・技術】研修会を受講してきました。

大分県測量設計コンサルタンツ協会「成果品質向上WG研修会」を受講しました。

研修は2部構成で、まず第1部では『現地踏査チェックシート』の使い方を学びました。

設計や施工で現地で何を確認すべきかを最初から“見える化”しておくことで、初期段階の見落としがグッと減る——そんな実感が得られました✅。踏査結果をもとに、追加で必要となる測量・調査・設計の要否を後で悩まずサッと判断できるのも良い点です。
さらに、抽出した課題を発注者や関係機関と共有し、必要に応じて合同で現地確認まで行う——この一連の流れまでセットで考えるのがポイントだと感じました👀。
設計を「絵に描いた餅」にしないための、実効性ある仕組みとしてチェックシートは有効だと改めて感じました💡。


続く第2部では、『設計段階における三者協議の試行』について、大分県土木建築部のご担当から実例を踏まえたご説明がありました。

委託成果品の品質向上WGの取組をベースに、立場の異なるメンバーが早い段階から率直に議論することで、全員の技術レベルが底上げされる——この点にも強い納得感がありました🤝。
正直、設計側は重機の実運転経験がないことも多く、近接・狭小といった制約の大きい現場では、施工側のリアルな知見を設計段階から取り込めることは大きな武器になります。工事目的物の品質向上への近道として、今後は三者協議が“当たり前のプロセス”となっていくことで、よりスムーズなインフラ構築につながると感じました👍。